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低血糖と寝起きの怠さの関係

みなさん、こんにちは!
パーソナルトレーニングジムBiP飯田橋店トレーナーの柿内です。

 

だいぶ暑い日が多くなってきましたね。
熱中症に気をつけながら、日々生活をしていきましょう!

 

最近、お客様から「朝の目覚めがよくない」
というお声をいただいたのですが、
みなさんは、そのように感じたことはありますか?



「朝アラームをつけても、何度もスヌーズにしてしまう」
「やっと起きられても、頭がぼーっとする」

 


朝からこれらの症状を感じると、それ以降の生活を活力を持って行えなくなってしまいますよね。

 

結論から言うと、これらの症状を感じる方は
「低血糖」に陥っている可能性があるかもしれません。



低血糖になると、「疲れやすくなる」「睡眠の質が悪くなる」
「日中眠くなる」「寝起きが悪くなる」などの症状が現れます。
これらの症状を感じる場合は、一度、低血糖を疑ってみると良いと思います。



余談ですが私は、映画をみることが趣味で
レイトショーに行きポップコーンを食べながら映画をみた後
自宅に戻り眠った次の日は、必ず上記の症状がでます。
ポップコーンには血糖値を急激に上げる作用があるので、
寝ている間にホルモンなどの働きによって、急激に上がった血糖値が下げられ
朝目覚めた時には、低血糖になっているということです。



私の場合は、このポップコーンが原因なのですが
これらの症状を感じる方すべてが、ポップコーンが原因で
低血糖になっているはずがありません。
ではなぜ朝に低血糖に陥ってしまうのか、これから書いていこうと思います。

 

まず、血糖値に作用する代表的なホルモンを挙げてみましょう。

 

■血糖値を上昇させるホルモン
 ・アドレナリン
 ・グルカゴン
 ・コルチゾール



■血糖値を下降させるホルモン
 ・インスリン



では、血糖値を上昇させるホルモンは、どのようなときに分泌されるかというと、
これらは主に身体が交感神経を優位にしたい時に分泌されます。



身体は、ストレスにさらされたときや活発に行動を行うときに、交感神経を優位にしようとします。
一方、血糖値を下降させる働きをするインスリンというホルモンもあるのですが、
今回はあまり内容と関係ないため、詳しい解説は省きます。

 

今回は、皆さんの多くが感じているストレスをピックアップしていきます。
ストレスを感じると身体は副腎からコルチゾールというホルモンを分泌します。
これは前述したように、血糖値を上昇させるホルモンです。



人間はストレスにさらされ続けると、コルチゾールを過剰に分泌してしまい
結果として副腎疲労が起こり、コルチゾールの分泌量が減ってきてしまいます。
コルチゾールが減るということは、ストレスに抗う力が弱くなってしまい、
さらに血糖値を上げる働きも弱くなってしまうということです。

 

人間の身体は上手く出来ていて、一方のホルモンが減れば
他のホルモンで補おうとしてくれます。
この場合、その働きを補ってくれるホルモンがアドレナリンです。

 

アドレナリンが血糖値を上げてくれるなら、
そのままでもいいじゃないかと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、
アドレナリンが通常より多く分泌されるということは、
イライラしやすくなったり、頭痛が起きたりと良いことはありません。



また、アドレナリンが過剰に分泌されると消化器官のはたらきも低下していき、
便秘や下痢になる可能性もあります。

 

もともとそんなにイライラする方じゃなかったのに、
最近小さいことでイライラするようになってしまったと感じる方は、
もしかしたら日々のストレスを清算しきれないことによって、
副腎の疲労が抜けず、身体の疲労感が抜けないという、
悪循環に陥ってしまっているかもしれません。



そのような時は一度、自分のストレスの原因はどこにあるのか、
そのストレスを除去、もしくは軽減するにはどうしたら良いのか、
考えてみる必要があるかもしれません。

 

最後に、アドレナリンの分泌量は増えますが、永遠に出続けるわけではありません。
では、どのように人間は血糖値を上げようとするかというと、答えはシンプルです。


「甘いもの」
これを空腹を感じていなくても欲し始めます。



砂糖などの糖分が、血糖値を上げるということを、経験から身体は覚えていて、
無意識に甘いものを食べようとし始めます。



これが過度に行き過ぎると、血糖値の上昇を食事に依存してしまったり、
「過食症のきっかけとなってしまう場合もあります。

 

いかがでしたか?
このような症状を感じたことがないという方も、
ぜひ一度ご自身の身体に異変が起きていないか、
確認してみてください。



今後、このような症状を感じている場合どのようにしたら良いのか、
という内容のブログも書いていこうと思いますので、ぜひチェックしてみてください!

 




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BiP

著者:BiPトレーナー