みなさん、こんにちは！
飯田橋店トレーナーの木内です。

今回のブログでは、筋肉をつける上で欠かせないアミノ酸について
お話ししていきたいと思います。

まず、アミノ酸とはタンパク質の最小単位のことを示します。
生物の構成成分であるタンパク質はこのアミノ酸からできており、
タンパク質は水の次に多い生体成分で、ヒトでは体の約20%を占めます。

アミノ酸は、全部で20種類あり、
●体内で生成されないもの(必須アミノ酸9種類)
●体内で生成されるもの(非必須アミノ酸11種類)
に分類されます。

今回は、必須アミノ酸9種類について
どのような食材に含まれており、摂取するとどのような効果が期待できるのか
についてお話ししていきたいと思います。

1. フェニルアラニン
(1)主に含まれている食材
●大豆製品（豆腐、湯葉、きなこ）
●乳製品（ヨーグルト、牛乳）
●肉類（豚肉、鶏肉）

(2)期待できる効果
●うつ症状の予防、緩和
●鎮痛作用

２.ロイシン
(1)主に含まれている食材
●肉類（牛肉、豚肉、鶏肉）
●魚介類（まぐろ、さんま）
●乳製品（牛乳、チーズ）

(2)期待できる効果
●筋肉量の維持、増加

３.バリン
(1)主に含まれている食材
●肉類（レバー、鶏肉、子牛肉）
●魚介類（まぐろ、あじ、かつお）
●プロセスチーズ
●卵
●落花生

(2)期待できる効果
●筋肉量の維持、増加
●美肌効果

４.イソロイシン
(1)主に含まれている食材
●肉類（鶏肉、豚肉、子牛肉）
●魚介類（鮭、にぼし、しらす）
●乳製品（プロセスチーズ、牛乳）

(2)期待できる効果
●筋肉量の維持、増加
●糖尿病予防

５.スレオニン
(1)主に含まれている食材
●肉類（鶏肉、豚肉、子牛肉）
●魚介類（まぐろ、かつお、しらす）
●乳製品（プロセスチーズ、牛乳）
●卵
●さつまいも
●ゼラチン

(2)期待できる効果
●肝機能の維持、脂肪肝の予防
●皮膚と髪の健康促進
●老化の抑制

６.ヒスチジン
(1)主に含まれている食材
●肉類（鶏肉、豚肉）
●魚介類（まぐろ、かつお、ぶり、さんま、さば）
●乳製品（チーズ、ヨーグルト）
●大豆
●きなこ

(2)期待できる効果
●脂肪燃焼
●食欲抑制

７.トリプトファン
(1)主に含まれている食材
●肉類（鶏レバー、牛もも）
●魚介類（まぐろ、かつお、しらす）
●乳製品（チーズ、牛乳）
●卵
●木綿豆腐
●バナナ
●アーモンド

 (2)期待できる効果
●不眠症の改善
●睡眠の質向上

８.リジン
(1)主に含まれている食材
●肉類（鶏肉、豚肉、子牛肉）
●魚介類（まぐろ、かつお、しらす、くじら）
●乳製品（チーズ）
●大豆
●きなこ

(2)期待できる効果
●疲労回復
●集中力上昇
●抜け毛予防

９.メチオニン
(1)主に含まれている食材
●肉類（鶏肉、豚肉、羊肉）
●魚介類（まぐろ、かつお、ごまさば）
●乳製品（牛乳、チーズ）
●大豆
●ほうれん草

(2)期待できる効果
●うつ症状の予防、緩和
●老化防止
●アレルギー症状の緩和

以上

アミノ酸は筋肉を作るだけでなく、様々な効果が期待できます。

ご自身の状態に合わせて意識して摂取してみて、
体調の変化などがあったかどうか、実践してみてください。

次回は、非必須アミノ酸（11種）について
紹介していきたいと思います。

無料カウンセリング・トレーニング体験・ダイエットのご相談はコチラ

●パーソナルトレーニングジムBiP田町店
https://bip.gym.co.jp/counseling_tamachi

●パーソナルトレーニングジムBiP飯田橋店
https://bip.gym.co.jp/counseling_iidabashi