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トレーニングの質に差をつけるBCAAとは?

皆さん、こんにちは!
パーソナルトレーニングジムBiP飯田橋店トレーナーの柿内です。


最近むしむしと暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
水分をこまめに摂りながら生活をしていきましょう!

 

今回は、トレーニング中に摂取するサプリメントであるBCAAについて書いていこうと思います。

 

スポーツクラブやフィットネスジムなどに行くと、緑やオレンジなどカラフルな
飲み物を飲みながらトレーニングをしている方々を見たことはないでしょうか?
簡単に言うとそれがBCAAです。
EAAというアミノ酸の場合もあるのですが、大きい括りでは同じなので
BCAAということにしましょう。



それだけ浸透しているBCAAですが、なぜ飲むべきなのかということを
知りながら飲んでいる人はどれくらい居るでしょうか?
この記事では、その「なぜ」の部分をご説明できればと思います!

 

BCAAをトレーニング中に飲むメリットとしては大きく2つあります。

 

1つ目は、筋合成(筋肉を作ること)を行うようにシグナルを出させることです
筋合成のシグナルを出すには、筋細胞内にあるmTORという分子の活性化が必要となります。
このmTORを活性化させる作用を持つものはいろいろあります。
例えば、インスリン、テストステロン、筋収縮などがあるのですが、
その中の一つにアミノ酸があり
その中でもBCAAに含まれるロイシンというアミノ酸が
mTORの活性化に重要な役割を担っています。



このロイシンは代謝され、HMBというものになりmTORを刺激すると同時に、
インスリンの分泌を促進させる作用もあるので
一石二鳥で筋合成を促せることになります。

 

2つ目は、トレーニング中のエネルギー源となることです。
トレーニング中のエネルギー消費は、解糖系という回路から
エネルギーを優先的に行うのですが、
この解糖系は糖質(グルコース)というものを使ってエネルギーを生み出し
その過程で乳酸を作り出します。



例えば、ベンチプレスを10回やったとします。
11回目にチャレンジした際、挙上の途中で止まってしまい潰れてしまった。
これは、筋力不足の可能性もありますが、もう一つの見方としては
10回のベンチプレスで生み出された乳酸により
体内が酸性に傾き筋収縮が起こせなくなった、と考えることもできます。
個人的には、様々なお客様を見させていただいている中で、後者の方が多いと思います。



そこでBCAAがどのように関わってくるのかというと、
BCAAは解糖系の回路で代謝され、糖質のように素早くエネルギーとなります。



糖質と同じ回路で代謝されますが、BCAAの違うところは乳酸を生まないということです。
ですが糖質ほど量が多くはないので、個人的には最後の1回挙がるかどうか、というところで
大きく差を生むのじゃないかと思います。

 


少しマニアックな説明になってしまいましたが、
これを機会に、ぜひトレーニング中のお供としてBCAAを摂ってみてはいかがでしょうか?

 

それでは!

 

 

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BiP

著者:BiPトレーナー