曲がらずに真っ直ぐ飛ばす!飛距離を出すためのゴルフトレーニング
力強いスイングは、膝、腰、腰背部、肩、肘、手首に大きな力をかけます。
特に、腰や背中はゴルファーにとって痛みやケガを起こしやすい場所です。
その対策として、コア(体幹)のトレーニングがとても大切です。
筋力をつけるだけでなく、関節の可動域(柔軟性)を向上させるゴルファーに特化したコンディショニングトレーニングを提供します。
骨盤を固定し、しっかり念転差をつくる!
「骨盤を止める」はお尻の筋肉が上手く働かないと行いづらいです。
筋肉をしっかりと働かせるには、トレーニングの前にストレッチを行って、筋肉の張りをなくす必要があります。
手順
①椅子に浅く座り、お尻を伸ばす側の脚を逆脚の膝に乗せる。
②伸ばす側の膝を軽く押さえます。
③股関節から動くように、背中を丸めずお辞儀していきましょう。
④目標の秒数キープしたら、逆側も行いましょう。
ポイントは、背中を丸めずに行うことです。
背中を丸めてしまうと、まったく伸びを感じないので気を付けましょう!
片側30~40秒を目標にキープしましょう。
お尻の筋肉を鍛えて、骨盤をしっかり固定しよう!
お尻の筋肉のパワーを上げるためのトレーニング。
伸びた筋肉の張力をパワーに変えるような早いスピードで行うなど、ポイントをお伝えしながら1つ1つ身体に覚え込ませていきます。
手順
①右足をベンチに引っ掛け、左足を前に膝を曲げた状態でセットします。
②鼻から息を吸って、体幹を固めた状態を作ります。この時背中は真っ直ぐに。
③膝が左右に揺れないよう、立ち上がっていきましょう。
④目標の回数行ったら、逆脚でも行いましょう。
ベンチに引っ掛けている側の脚に、なるべく力が入らないように注意しましょう!
お尻の筋肉を上手く使うには、身体を少し前かがみ気味にして、
股関節が大きく動くようにします。
膝が左右に揺れないように、常に気を使いながら行うことがポイントです。
目安は、膝とつま先の向きを一緒にすることです!
片側10~12回を目標に行いましょう。
体幹(コア)を鍛えて回旋力をアップしよう!
ゴルフにおいて、体幹(コア)は身体を回旋させるためにとても重要な働きをします。
その中でも身体を捻る際に働く、お腹の横の筋肉を鍛えていく必要があります。
お腹の横の筋肉がしっかりと働くことによって、上半身の回旋力が強くなり、力強いパワフルなスイングを生み出すことができます。
手順
①ストレッチポールまたは、バスタオルを準備します。(バスタオルは丸める)
②肋骨と骨盤の間にストレッチポールまたは、バスタオルをあて横向きに寝転がる。
③下側の脚は股関節を90度に曲げ、上側の脚は股関節を伸ばした状態でセットします。
④下側の腕を正面に伸ばし、上側の腕を耳につけるように頭上にあげます。
⑤30~40秒キープして、逆側も行いましょう。
日常の姿勢不良などによって、お腹の筋肉が固くなってしまっている場合、
お腹の筋肉の働きが弱くなってしまいます。
ストレッチポールを使って行うのがオススメですが、痛みが強かったり、
ストレッチポールをお持ちでない方はバスタオルを丸めてご利用いただいてもOKです!
お腹に空気を入れるように(腹式呼吸)意識して深呼吸をゆっくり行いましょう。