144 他人からの評価に一喜一憂しないために

行動とは、何をしたか、ですが、
何をしなかったか、というのも行動に含まれます。

つまり、するかしないか、行動を制御(コントロール)することです。

行動の制御(コントロール)には、
他人から言われて行うものと、自分から行うものとあります。

他人から言われてやるものは、
例えば、上司から、何か業務を指示されて、納期・〆切までに仕上げる、
というようなものです。
家族や、友人から何か頼まれてやる、というのも含まれます。

一方、自分から行う制御(コントロール)というのは
自分が決めて、自分から自発的に行うものです。
例えば、
・明日から早起きする!
・明日からダイエットする!
・毎日ランニングする!
のようなものです。

この他人から言われて行うのと、
自分で決めて行うのと、どちらのほうが達成されやすいと思いますか?

・・・ちょっと考えてみてください。

・・・ちゃんと考えてみてください。
頭の中で、イメージしてみてください。

はい、そうですね。

圧倒的に、他人から言われてやるもののほうが
達成されやすさ(達成度)が高くなります。

それは、なぜかというと、
その人(他人)から嫌われたくない、評価を下げられたくない、
という気持ちが働くからです。

でも、ちょっとよく考えてみてください。

自分で決めたことをやらないときにも、
自分で自分を嫌ったり、評価を下げてしまったり、していませんか?
この時、嫌ったり評価を下げるのは
他人ではなく、自分です。

つまり、自分で、自己評価を下げる、ということをしてしまっているわけです。

自分で決めたことを、自分で守る。
自分との約束を守る。
それは、自分が、自分への評価を上げる行為です。

自信とは、自分を信じる、と書きます。
自分を信じられるから、自信になるわけです。

だから、自信をつけたければ、
自分で、自分への評価を高めればいいわけです。

もちろん、
他人からの評価を得られたときにも自信にはなるでしょうが
他人はコントロールできませんから、
望むタイミングで、望む評価が得られるとは限りません。
というか、ほぼ得られないでしょう(笑悲

ですから、自分で、自分を評価するほうが早いし確実です。

具体的には、上に書いたように、
自分で決めて、自分で守る、という行動を繰り返すことをすればいいわけです。

いきなり最初から大きなことを「やるぞ!」と決めたとしても
ハードルが高すぎて、守れない・続けられませんから
まずは、小さなことから始めましょう。

本当に、小さなことからでいいのです。

・毎日、ここだけは掃除する
・毎日、換気する
・挨拶は自分からする

そういうことを、毎日、欠かさずやるから
自信になっていき、

じゃぁ、次はこれくらいやってみよう、とチャレンジするようになり
段々と大きなことが、継続的にできるようになり
自信になっていきます。

こうして、小さなことから始めて
小さな自信=自分を信じる心ができてくると

他人から「評価されたい」、「認められたい」、「好かれたい」
という気持ちが、徐々に薄れていき
本当に、心から、自分がやりたいことだけに邁進することができるようになります。

そして、自分に自信があるから
他人に威圧的に、上から目線でモノを言ったり
振る舞ったりするようなこともなくなります。

いつでもリラックスして、自分らしく居られるので
ストレスもありません。
毎日好きなことだけやっていることができます。

「自己評価が高い」と聞くと、なんだか高慢で偉そうな人を
イメージされるかもしれませんが、実際には逆です。

だから結果として、人から好かれ、人が集まってくる人物となります。
そうすると、さらに、自分の自分に対する自己評価が高くなって
自信になっていきます。

仕事や、個人的な付き合いで、
無理難題を言われたり、頼まれたりしても
ちゃんと、自分の言葉で、意思を伝えられるようになります。

まずは、「人から評価されたい・好かれたい」という
気持ちを捨てましょう。

その代わりに、自分を評価するために、自信をつけましょう。
毎日コツコツを、自分との約束を守ることです。

3日やって、4日目にできなくてもOK。
また次の日から続けて、今度は4日続けられればOK!
そこで完全にやめてしまわないで、また続けましょう。

ダイエットも、身体づくり(トレーニング)も同じです。
自分で、自分に約束をして、行動するのです。

その癖づけを、パーソナルトレーニングジムに通っている間に身につけて
卒業後は、自分でやれるようになるのが理想ですよね。

ぜひ、一緒にやっていきましょう。
必ず、できます。

著者:薩田有紀代
株式会社BiP 代表取締役。