筋肉痛が来ないと筋トレの意味がない?!
こんにちは。
BiP飯田橋店トレーナーの上田です。
桜も散り始めいよいよ暖かくなってきましたね。
新年度新たな習慣としてトレーニングを始めてみてはいかがですか。
さて、それでは本題に入りたいと思います。
今回は、お客様からよく頂く
「筋肉痛来ないんですけど…トレーニングって筋肉痛来ないと意味ないですよね?」
今日は、この質問についてお話します。
まずは、筋肉痛を語る上で無視することのできない
筋肉の収縮についてお話します。
普段の日常生活で行われる筋肉の収縮の種類は、主に3種類に分けることができます。
【1】コンセントリック収縮
筋肉の長さが短くなりながら力を発揮する収縮のこと。
(例)椅子から立つ時に時、大腿四頭筋(太ももの前面の筋肉)が短くなりながら収縮する。
そのため、立ち上がることができる。
【2】エキセントリック収縮
筋肉の長さが長くなりながら力を発揮する収縮のこと。
(例)椅子に座るときに、大腿四頭筋(太ももの前面の筋肉)は長くなりながら力を発揮している。
そのため、スピードをコントロールして座ることができる。
【3】アイソメトリック収縮
筋肉の長さを変えず、姿勢をコントロールすること。
(例)肘を曲げずに壁を押している。
この時に上腕三頭筋(二の腕の筋肉)は筋肉の長さを変えることなく力を発揮している。
以上3つが、筋肉の収縮の種類です。
なぜ、筋収縮の話をしたかというと・・・
今紹介した3つの収縮様式のうち
エキセントリック収縮を伴う不慣れな動作を行った際に筋肉痛が起こりやすいからです。
十分に適応できていないエキセントリック収縮をともなう運動を、一定以上のボリュームで行うと筋肉痛は起こります。
慣れていなければ自重スクワットを1000回しても、50kgのバーベルを担いだスクワットをしても筋肉痛は起こります。
逆に慣れていれば筋肉痛は、起こりません。
筋力の向上には、挙上重量を上げなくてはなりません。
そのため、1000回自重スクワットをしても筋力の向上は見られません。
つまり、必ずしも、筋肉痛=筋力向上とはなりません。
逆に筋肉痛がなくても、挙上重量が上がっていればトレーニング効果はあると判断できます。
まとめに入りたいと思います。
「筋肉痛来ないんですけど…トレーニングって筋肉痛来ないと意味ないですよね?」
これの答えとしては・・・
「そんなことはありません。筋肉痛がなくても効果があります!」
トレーニングをしても、筋肉痛が来ないと不安になる方がいるかも知れません。
しかし、筋肉痛とは筋肉が炎症を起こしている状態であり、筋肉痛=筋トレの効果ではありません。
炎症を抑える薬(サロ◯パスなど)が筋肉痛に対して効果があるのが良い証拠です。
筋肉痛がなくても正しい方法でトレーニングをすれば、筋力の向上や筋肥大します。
筋肉痛を目的としたトレーニングは、体への負担になります。
目的を見失わず、健康なフィットネスライフを送りましょう。
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