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ダイエットの邪魔をする運動抵抗性とは?〜1日の活動量を増やして脂肪が燃えやすい身体をキープしよう〜

 

皆さん、こんにちは!
パーソナルトレーニングジムBiP飯田橋店トレーナーの柿内です。

 

今回は、「運動抵抗性」について書いていこうと思います。
ダイエットをおこなっている方には
今日からでも生活に活かせる記事となってますので、
ぜひ参考にしてみてください!

 

まずはじめに、筋トレをすることで身体に起こるメリットを2つご紹介します。


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①翌日の高脂肪食に対する血中の中性脂肪値の低下
②脂肪酸の増加 
 ※脂肪酸とは、脂質を構成する主要成分のこと。
  人間のからだの細胞を作るために必要、かつエネルギー源となり
  脂肪燃焼が促進されるため多いほうが望ましい
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筋トレをしてダイエットを目指す方の多くは、
この2つの脂肪燃焼効果を期待しているのではないでしょうか?



ですが、筋トレをしたからといって
上の①と②の恩恵が必ず受けられる訳ではないようです。



この、①と②が起きにくくなることを「運動抵抗性」と呼びます。

 

ある研究では、10人の参加者を、歩数によって3つのグループにわけ
日常の活動量(このケースでは歩数)によって
血中中性脂肪がどのように変化するか実験した、というものがあります。



【A】少ない(約2,500歩)
【B】制限あり(約5,000歩)
【C】通常(約8,500歩)

 

結果、食後の血中中性脂肪の増加率が
【A】と【B】のグループは、【C】と比べて22%~23%も上昇しました。



また、脂肪酸についても、【A】と【B】のグループは、【C】よりも大幅に低かったそうです。
※AとBの間には有意差なし

 

このように、1日約2,500~5,000歩程度歩く生活を送っていると、
せっかく筋トレをして脂肪を燃焼しても
運動抵抗性によって、逆に脂肪の燃焼が起こりずらくなってしまいます。



一方で、8,500歩以上歩くことでこの運動抵抗性から身体を守り
脂肪が燃えやすい体をキープしていけます。



ぜひ筋トレと並行して、1日8,500歩以上歩く、
少なくとも5,000歩以上歩くことを意識して、
日常の活動量のアップを目指してみましょう!



歩行以外にも、活動量をアップするのは、
エスカレーターやエレベーターを使わずに階段を使う
などがあげられます。



お客様お一人お一人に合わせたものをご提案させていただきますので
無理なく続けられると思います。



もし、何かわからないことなどありましたら
いつでも聞いてくださいね・・!



※参考文献
Human Performance Laboratory, Department of Kinesiology and Health Education, University of Texas at Austin, Austin, TX
『Daily Step Count and Postprandial Fat Metabolism』 2021年
https://journals.lww.com/acsm-msse/Fulltext/2021/02000/Daily_Step_Count_and_Postprandial_Fat_Metabolism.10.aspx


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BiP

著者:BiPトレーナー