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080 子どもも大人もお客様も関心を持って見る

 

先日、甥っ子・姪っ子(幼児)たちと遊んでおりました。

 

ボールやら剣やらいろいろ投げたり振り回したり
逃げたり隠れたりそれはそれは大騒ぎ。

 

そのうち、2人が繰り返して言うコトがあるのに気がつきました。

 

「見て見て!」
「見てて!」

 

 

 

見て。

 

そう訴える彼らの気持ちって、なんだろう・・?

 

見るためには、顔をそちらに向けて、眼で見る必要がある。
顔だけじゃなくて、身体ごと、そちらに向ける。

 

つまり、「あなたに関心がありますよ」ということを
全身で表現することになる。

 

そうか、
「見て見て!」は「私に関心を持って!」ということなんだ。

 

それで、全力で見ましたよ。
本当に、しっかり、見ました。

 

2人ともとても満足そうで
こちらも嬉しくなりました。

 

 

・・で、思ったのです。
大人はどうなのか?

 

大人になって「見て見て!」と言う人は、さすがにいないでしょう。

いや、いるかもしれませんが、かなり少数派。

 

でも、関心を持ってもらいたい人はとても多いかもしれない。

 

 

先日、ある企業の管理職の方とお話していたときのこと。

その方が、ご自分の部下について

 

「自分で考えて行動できない。
言われたことしかやらない」  と。

 

 

最初からそうだったのでしょうか・・?
もしかしたら、どこかのタイミングで、そうなってしまったのかも?

 

もしそうだとしたら、
言われたことしかやらないようになってしまったのは
ナゼなんでしょう?

 

以前は、自分で考えて行動できていたのに
上司が「見てて」あげないから、やらなくなってしまった。

 

頑張ってるのに、評価してくれない。
朝から夜遅くまで仕事しても、認めてくれない。
苦労して作った企画書が、鼻であしらわれた。。

 

そんな可能性もあるかも。
その方の後日談を聞いていないので、あくまで想像ですが。

 

 

素直に「見てて!」と言えない大人のほうが、しんどいかもしれない。

 

子どもにとっても、大人にとっても
「見て欲しい」 つまり 「関心を持ってほしい」 という気持ちは
多かれ少なかれあるのだろうなぁ、、と思いました。

 

 

ダイエットや、ボディメイクも

関心をもって見てくれる人、応援してくれる人がいると
うまくいきやすくなります。

 

 

パーソナルトレーナーの役割のひとつには

お客様を「関心をもって見る」ということも、とても大切です。

 

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BiP

著者:薩田 有紀代

株式会社BiP 代表取締役。身体と、そして人生を変えていきましょう。