069 真逆に振ってみたら?:陰陽から無極の法則
代表 薩田です。
あけましておめでとうございます。
本年も、どうぞ宜しくお願い致します。
皆さん、お正月はいかがお過ごしでしたか。
わたしは、のんびり読書などしておりました。
毎年この時期になるとインフルエンザで騒がれますが
今年は、まったくないですね。
コロナ感染者数が増えてますので、
関東では昨春に続いて、また緊急事態宣言発令?という状況ですが
例年は、インフルエンザが流行ったからといって、緊急事態宣言は出ませんね。
落ち着いて、過去もみて、判断し行動したいです。
最近、あるひとつの質問を、常に自分に投げかけるようにしてます。
この質問、めちゃくちゃ効きます。
どんな質問かというと。。。
「真逆に振ってみたら?」
わたし(薩田)は、太極拳をやっておりまして。
太極拳は、陰陽を身体で表す武術なのですが、
太極拳の套路(とうろ:動作の一連の流れ)は、
無極で始まって、陰と陽をくり返し、また無極に戻る。
という一連の身体の動作です。
無極とは、超真ん中、中庸というイメージ。
陰と陽にわかれる前の段階。
冒頭のはなしでいうと
「真逆に振ってみたら?」は、
「コロナ感染者数が増えている」 の真逆を考えて、
「インフルエンザは流行っていない」 という発想がでてくる、みたいなものです。
例えば、なにかとても辛いこと・悲しいことがあったとします。
それの真逆を考えてみるのです。
「このできごとの真逆はなんだろう?」
そうすると、その辛いこと・悲しいことが、
めちゃくちゃ、いいことに思えてきます。
うほー、ワクワクする。
このできごとは、別の面からみれば、真逆のことなんだから・・!
という感じ。
だから、陰は悪くない。
むしろ、豊か。幸せ。
どんどん、陰を味わってください。
必ず、その幅の分だけ陽がきます。
逆にいうと、
すんごい良いことがあったとしても、
有頂天になったり、自慢したり、しないですみます。
その逆のできごとが起こる、と、肚をくくることができるからです。
陰と陽なのです。
この世界は。
すべて。
そして、最終的には無極に至ります。
無極とは、超真ん中・中庸。
陰でも陽でもない状態。
だから、落ち着いていられます。
わたしはこれを、太極拳で、身をもって知りました。
何も心配いらない。
だいじょうぶ。
なるようになるし、最終的には無極に至るし。
ちなみに、
無極で始まり無極で終わるその間(プロセス)は、
陰と陽の変化をくり返すなかで、矛盾を抱きます。
陰と陽のあいだには幅があります。
幅が大きいほど、その内に抱える矛盾も大きくなります。
矛盾を抱えれば抱えるほど、魅力的になれる気がするんですよね。
矛盾の幅が大きければ大きいほど
人を受け入れられる気もしますし。
だから、矛盾も善しとして。
真逆に振ったら? という質問を常に自分に投げかけてみるのは
とてもオススメです。
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