062 抜くのが先
時おり思い出す言葉がある。
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自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
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※
感受性。
子どものころは、持っていただろうに。
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ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
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※
誰のせいでもない。
自分のせいでもない。
ただ、起こっただけ。
そう思ったらふと肩の力がぬけて
いろんなことが見えてきた。
批判、無理解、誤解、孤独、嫉妬、不条理、理不尽。
そういうものでいっぱいだったのだな、と。
いっぱいだと入らない。
満タンだと入らない。
抜く。
ただ、無心に歩くとか、頭のなかを抜くのにはいい。
運動にもなるし。
身体を扱うときに、力を抜くのが大切なのは言わずもがな。
トレーニングのときも。
※出典
茨木のり子 『自分の感受性くらい』
花神社 2005/5
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