199 二度とリバウンドしないために〜リバウンドのからくり
明けましておめでとうございます。
代表 薩田です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今は曇り空の東京ですが、こんな曇りの日も好きだ、と
分かったのは、20代のころだったと思います。
年を重ねるごとに、そんな風にして好き嫌いがハッキリしてきました。
意識的に、好き嫌いをハッキリさせようとしてきた、というよりも
いろんな出来事に出会って、そうならざるを得なかった、というのが正直なところです。
自分の中の好き嫌いがハッキリしていくということは
自分の輪郭がより明確に浮き彫りにされる、ということと同意と感じます。
好き嫌いがハッキリしている、と言うと、敬遠されるかもしれませんが
自分の内側に、自分の物差しとして保持しておけばいい類のものであって、
わざわざそれを公にする必要はありません。
好き嫌いなどというのは、極めて個人的なことですから。
ただ、年月とともにその物差しが豊かになってくるにつれて
私は、自分の輪郭が明確になってきた感覚と共に、とても生きやすくなりました。
みなさんにとって、好き嫌いとは何でしょう。
好きなモノ・コト・ヒト
嫌いなモノ・コト・ヒト
例えば、トレーニング。
みなさんは、好き?嫌い?
または、ダイエット(減量)。
好き?嫌い?
トレーニングが好きな人は、この大晦日や元旦も
ゴールドジムに行って、心身鍛錬に励んでいるようです。
(「ようです」というのは聞いた話だから。私は行っていないし会員でもない:笑)
それが好きな人は、誰が何を言おうが、他人からどう見られようが、やります。
もし、あなたがトレーニングやダイエット(減量)が
好きではない(嫌い)なら、なぜやるのでしょうか。
元旦からゴールドジムに行くような人たちにとって
トレーニングは「ホーム」なのです。
ホームとは、よくサッカーなどで言う「ホーム」、「アウェイ」のホーム。
つまり、ホームとは本拠地。
いつも居るところで、よく見知っている、馴染みのある場所。
元旦もジムに行く人にとって「ジムに行く」ということは、馴染みのあるホームな行為。
「ジムに行かない」という行為は、アウェイだから、選択されにくい。
初めてパーソナルトレーニングに通う、とか
学校の体育の時間は本当に逃げ出したかった、というような人にとって
トレーニングやダイエット(減量)は「アウェイ」でしょう。
だから、すぐ「ホーム」に帰りたくなるのです。
体重であれば、一時的に痩せたとしても元に戻る。
運動習慣であれば、一時的にやる気になったとしても、やらなくなる。
というようなことが起こるのです。
それが、一般的には「リバウンド」と言われています。
ホームから出てアウェイに行き、
アウェイで、身体も心も馴染んでくるのに、2〜3ヶ月はかかるでしょう。
だから、すぐホームに戻ってしまったとしても大丈夫。
また、すぐにホームを出て、アウェイまで出掛ければいいのですから。
出て戻って、また出て戻って・・を繰り返すことで
徐々にアウェイに馴染んで行きます。
ただ、本当にオススメしたいのは、
一度決心したら、二度とホームに戻らないこと。
その目安は、3ヶ月。
一気に、ホームへの帰り道を、一切断つのです。
中には、1回のトレーニング・セッションで、二度とホームに戻らない人もいます。
私たちパーソナルトレーニングジムBiPでは
【1】お客様がホームからアウェイに行く、その伴走をすること。
【2】お客様にとってのアウェイがホームになるまで馴染んだら、
新たな「アウェイ」を設定すること。
を行っています。
つまり、二度とリバウンドしないようにすること。
【2】の「新たな「アウェイ」」とは、新たな目標(ゴール)のこと。
目標(ゴール)に近づいてきたら、新たなものを設定しないと
なあなあになり、モチベーションが下がってくるからです。
この年末に、パーソナルトレーニング・メニューを一新させていただきました。
●パーソナルトレーニング 料金案内
https://bip.gym.co.jp/price
詳細は、近日中に、ホームページ上や他のところで
お知らせしたいと思いますが、
【1】も【2】も、解剖学や生理学だけではなく
「ヒト」そのものについての深い理解がないとなし得ません。
私たちもまだ発展途上でありますが、
ぜひとももっと究めていきたいと思っている部分であり、根幹だと思っています。
昨年は大変お世話になりました。
皆さまの多大なるお力と、心遣いに感謝しております。
重ねてになりますが・・今年もどうぞよろしくお願いいたします。