125 中小企業に就職しても大丈夫か?

先日、某専門学校さんの企業説明会に呼ばれて
お邪魔してきました。

その学校は、スポーツトレーナーや、スポーツインストラクターを
目指す方が通っているところで

今回は、1年生の皆さんに
来年2年生になったときに始まる就職活動の参考になりそうな
お話しをさせていただきました。

たぶん、皆さんが最も気になるのは

 ●就職先はどんな会社がいいのか
 ●中小企業は大丈夫か(不安定じゃないか)

あたりかと思いましたので、
そのあたりについて
一緒に考えるワークも混ぜながら、お話ししました。

私自身は、社員数が
4万人くらいの大企業と
1,000人くらいの中企業と
6人の小企業(BiP)と
大中小の企業に勤めてきた経験がありますが

結論から言いますと
就職先は、どこでも構わない、です。

参加された皆さんと一緒に
大企業のいいところ・悪いところ、
中小企業のいいところ・悪いところ、
思いつく限り書き出していきました。

例えば、
「社員数が4万人いる」という事実に対して、
良い点・悪い点を挙げてみましょう。

●良い点
 いろんな人材・人的リソースがあり社内でまかなえる
●悪い点
 決裁権者が多く話が通りにくい、話が通るのが遅い、動きが遅い(稟議決済に時間がかかるetc)

一方、「社員数が6人である」という事実に対しては
●良い点
 決裁権者が社長(店長)しかいないため話が早い、動きが早い
●悪い点
 人的リソースが限られる

というのが挙げられます。
これは一例ですが、もっとあるでしょう。

いろいろ書き出していくと、大企業・中小企業いずれも
いいところも悪いところも、両方あることがわかります。
完璧・完全なところはない、ということです。

ですから、自分にとってどこがベストか、という
視点で選びましょう、とお伝えしました。

いろいろ情報収集して、実際に企業へ行ってみて
いろいろ行動したうえで
最終的には直感で選びましょう。

いずれの会社も、「弱み」と見えるところは
なんらか工夫して手当をしています。

ご自分で選んだ就職先は
あくまで「現時点でベスト」であって
3年後、5年後、10年後にも、ベストであるかどうかはわかりません。

現実には、入ってみなければ、就いてみなければ
わからない、ということは多いです。

だから、もし合わなくなってきたな、別のことがやりたくなった、
と思ったら、その時に転職すればいいでしょう。

1つ、企業を見るポイントとして
お伝えするならば、

その企業のトップや、組織のリーダーが
自社の社員に対して、どのような言葉遣い・話し方をしているか、を
よく「聴いて」ください、とお伝えしました。

言葉には、その人となりが現れます。
取り繕おうとしても、無意識のものが出てしまいます。

社員やメンバーを大切に思っていれば
言葉遣いも、自ずと優しいものになります。

ですから、トップやリーダーの言葉遣いを聴いて
いいな、自分に合いそうだ、と思えば、そこがいいでしょう。

ぶっちゃけ、どこに就職しても同じです。
自分次第で、どうとでもなりますから。

最後に。

教室の1番前の席に座っていらした男子学生さん、
最初は、目が虚でうつむきがちでしたが
最後には、目がキラキラして、とてもいい表情をされていました。

たぶんその方のなかで、何かが変わったのでしょう。
人って、一瞬で変わるんだな、というのを目の当たりにしました。
本当に美しくて、感動しました。
その在り方が。

大人になると、年をとると、
だんだん知識や経験が増えていきますが
一方で、素直さが減っていきます。

これが正しい、これが正解だ、といった
自分の正しさに囚われてしまう。

私も、その男子学生さんのように
素直に受けとめて、瞬間瞬間で変容していきたい。
そんな風に思いました。

私のほうがいろいろと学び、気づきをいただいた
企業説明会でした。

とてもよい経験でした。
ありがとうございました。