みなさん、こんにちは。
代表　薩田です。

 

先日、ある人が
「夕食の後には必ずお菓子を食べる」と言っているのを聞きました。

 

その方は、夕食後にお菓子を食べるというのは
子どものころから、父母や兄弟とずっとやってきたことだったので
結婚してからパートナーに、違和感があるというようなことを言われて初めて
それがその方の実家の「習慣」であって
必ずしも他の家庭に当てはまるものではない、というのを知ったそうです。

 

習慣が人生を決めるといってもいいですが
その習慣はどのようにして作られたものか、
たまに見直してみるのがいいと思います。

 

生まれたころから親に教わってやってきたことは
大人になると、ほぼ無意識の習慣になります。
そうなると、それを変更するのはとても難しくなります。

 

まず、当たり前のこと、当然のことと思っていますから
そもそも「変えよう」と思っていない場合があります。

 

また「変えたい」と思ったとしても
幼少の頃からの習慣は、癖として身体と心に染み付いていますから
外す（止める）のに困難さが伴います。

 

まず、コツは、一気に変えることです。
少しずつ、徐々に・・なんてやっていると
すぐ元に戻ってしまうからです。

 

そして、周囲に宣言することです。
ひとは、自分との約束は破りやすいですが
他人との約束は破りにくいので、
周りの人に宣言することで、周りの人の力を借りるわけです。
これを「衆人環視」といいます。
誰かに見られていると思うと、自分を律することができます。

 

あとは、なりたい自分の姿を強烈にイメージして
何度も頭のなかで思い描くこと。
最高の自分だったらどのような選択をし、どのような行動をするのか。
それを常にイメージしながら、一つ一つの選択を意識して行う。
そのうち、慣れてくると無意識となり、習慣になります。

 

いま小学生でも生活習慣病が珍しくないとか。
最近アメリカでは、生活習慣病は自己管理欠陥症というそうです。
「自己管理ができない」ということなのでしょうが、
ちょっと厳しい表現ですが、アメリカらしいです。

 

年末年始、来年の目標とともに
自分およびご家族など大切な人と一緒に
良い習慣は強化し、なおしたい習慣は一気にやめるなど
見直していきたいですね。

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