096 ズレている、ポイントを外さない
みなさん、こんにちは。
薩田です。
カレーライスが好きなんですけど、ここしばらく食べていませんでした。
あの、カレールーを使ったカレーの
翌朝、お鍋のカレーの表面に浮かんだ油が、あるとき怖くなりまして。
「なんだ、この油は」と。
それまで気にしていなかったのに。
何が使われているんだ、ルーに。
この油は何の油なんだ。
そう思ってしまって以来、カレーを食べていなかったのですが
先日、無性に食べたくなりまして、
カレー粉やスパイスをいくつか買ってきて、ルーなしで作ってみたんです。
そうしたら、美味しくない:笑
ひと言で言うと、コクがない。
インターネットで調べたら「塩が足りないと美味しくない」と書いてあったので
塩を足してみました。
そうしたら、美味しい・・!
え、塩だけで、こんなに変わる?!というくらい美味しくなりました。
こういうことって、よくあるような気がします。
カレー粉やスパイスを追加してしまったり、
野菜の切り方を変えてみたり、
具材を変更してみたり、
はたまた、包丁を研いでみたり、お鍋を磨いてみたり。
努力はしているんだけど、
まぁそういうのも悪くないんだけど、
極めるにはそういうのも必要かもしれないけど、
努力の方向性が違う。
ズレている。
そこじゃない。
ポイントを外している。
塩。
塩を入れればいい。
それだけなのに。
わざわざ、問題を大きくしたり、増やしたりして、
忙しがっている。
「ふー、今日もがんばった」といっても成果や結果が出ていないとしたら。
もしかしたら、努力の方向性がズレているかも。
そして、多くの場合は、大人になってしまっていて
「あなたズレていますよ」と誰も言ってくれない。
もっと多いのは、周りの人もみんな一緒にズレているので
ズレていることに誰も気づいていない。
例えばダイエットでも。
一所懸命トレーニングしているんだけど、
食べてるものや量がズレているので痩せない、とか。
努力しているつもりで、ポイント外している。
だから、環境は大事。
どこに居るか。
誰と居るか。
どんな本を読み、映画を見るか。
どこに住み、どこへ仕事に、学びにいくか。
そして、私は「ズレていますよ」と言わなければならないし
それ以上にもっと「ズレていますよ」と言われなければならない。
そして、ポイントを伝える。
ポイントを伝えてもらう。
と、これから先、そんな風になるんじゃないかな・・思っています。
なんか分からないけど、そんな予感。
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