095 オンライン流行りで敏感な人とそうでない人の差が開く
みなさん、こんにちは。
薩田です。
コロナで、大きく変わったことのひとつに
オンラインの活用がありますよね。
コロナ前は、オンラインで会議とかあり得ないと思っていました。
対面でやるからこそ、相手の空気感とか、言葉にならない言わんとしていることとか
そういうのが伝わるんじゃん、と思っていました。
でも、最近、その考えも改まってきまして。
オンラインでも、伝わる。
なんなら、メールの文字だけでも、伝わる。
電話の声だけでも、伝わる。
このひと、こんな感じだな。
このひと、こんな風に思っているな。
そういうのが分かる。
この前、オンライン会議をしたとき、
全部で6人くらいいたんですけど
私以外全員顔出ししていなくて、私一人だけ顔が表示されている状態:笑
それでも、分かった。
なんとなく6人の温度感が。
この案件に乗り気じゃないな。
否定的だな。
顔が見えなくても、わかる。
なぜ、なんだろう。
なぜ、わかるんだろう。
何が、伝わってきているんだろう。
対面だと、情報が多い。
目や耳、鼻とか、いろんな触覚器を通していろんな情報が届いてくる。
それらが、限定されたとき、
例えば、耳だけ、になったとき、
耳からだけの情報で、推察しようとするからかな。
話すときのスピード。
声の大きさ、高さ。
沈黙の長さ、深さ。
ため息、息づかい。
メールだと、言葉づかい。
句読点の打ち方。
行間に潜む間合い。
改行を入れるすき間具合。
送信の時間帯、返信のスピード。
先日、某取引先さんとメールでやり取りしており
契約更新をするかどうしようか、迷っていたのだけど
・・やめた、終了する。
そのメールのやりとりで、そう決めちゃった。
なんというか、愛がない。
冷たい。
事務的。
ビジネスって、結局、好き嫌いだから。
好かれたら買ってくれるし、
嫌われたら終わり。
ビジネスって人だから。
コロナでオンラインが流行って
最初は抵抗感しかなかったけど、今は、良いなと思ってます。
要は使いよう。
ツールは何であっても、その人自身の存在が伝わる。
敏感なひとほど、それを察知して、いろいろ決めたり、行動している。
だから、オンラインで顔が出ていないからといって油断できない。
メールだからって手を抜けない。
敏感なひとと、鈍感なひとの差が
これからますます開いていくんじゃないかなと思います。
私たちパーソナルトレーナーは、
そういうところ敏感でなくちゃいけない。