みなさん、こんにちは。
代表　薩田です。

 

以前、「全体図を観るイーグルアイ」と言うタイトルで
書かせていただいたことがありました。

 

今日は、観る道具としての「目」について。

 

「観る」ということについて
なぜかわからないのですが、最近ずっと頭のなかにあって
それで、3つのことに気づきました。

 

1つ目は、目の奥にある網膜は、脳の一部と言われているということ。

 

2つ目は、睡眠には、レム睡眠と、ノンレム睡眠とが
交互に繰り返されますが、
レムとは、rapid eye movements（急速眼球運動）の略であるということ。
レム睡眠中は、眼球が高速で動いています。
レム睡眠中は、記憶の整理と定着が行われ、脳が活発に働いていると考えられています。

 

3つ目は、PTSD（心的外傷後ストレス障害）に有効であると
最近いわれている治療にEMDRというのがあり、
これは、eye movement desensitization and reprocessing（眼球運動による脱感作と再処理法）の
略であるということ。
EMDRというのは、眼球運動によって脳を刺激する心理療法です。

 

この3つの事柄の共通点は、
目が脳と関連しているということ。

 

脳は、直接触れないし動かせないけど
目は、意識して動かすことができる。

 

これって、
心は、直接触れないけど
身体は、意識して動かすことができる、というのと同じだなと思いました。

 

つまり、身体を鍛えることで、
心が鍛えられるのと同じように

 

目を活かすことで
脳を活かすことができるんじゃないか。

 

自分にはコントロールできない部分に
注力してしまうのではなく、
自分でコントロールできる部分に集中する。

 

例えば、コントロールできない心や脳ではなく、
コントロールできる身体や目に集中するのが有効なのではないか。

 

・・・というようなことをツラツラと考えている
小雨の昼下がり。

 

身体って、面白い。

 

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