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033 大人こそ児童書を

f皆さん、お元気ですか?
BiP代表 薩田です。

 

毎日、室内にこもって氣が滅入ってしまった方は、
ご自宅のベランダや、家の前、庭、近所の川などへ行って、

空を見て、深呼吸を5回しましょう。
胸いっぱいに暖かい太陽の氣が入って、氣分も上向きますよ。

 

ということで、私(薩田)も、近所の公園へ、買い物がてら寄ってみました。

 

すると、ベンチに座っているお父さんと、6歳くらいの男の子と

その妹と思われる女の子が遊んでいました。

 

わたしは、隣のベンチで日向ぼっこしていたのですが
そのうち、男の子が泣き出して、一生懸命お父さんに何かを訴えています。

 

「25分にしてー、25分、25分、25分」と、男の子が泣きながら訴えています。
それに対して、お父さんのほうは
「男なら泣くな!」と言い、
さらに「さっきは20分って言ったろ?!5分は何なんだ、5分は?!」などと、言っています。

 

たぶん、あと20分したら帰るよ、という約束だったのに
男の子が、あと5分延長してという話なんだろうと思うのですが・・

 

男は泣いてはいけない。
時間を大切にしなければいけない。

 

というような価値観を、あの男の子は身につけるんだろうなぁと思いながら
ぼんやりしていました。

 

そして、妹のほうは、スケボーにハンドルがついたようなやつをやっていて、
楽しそうにしてて、
お父さんのほうから「上手だねー」などと褒められていました。

 

すると、私のほうに70歳の女性が、つかつかと近づいてきて
(なぜ、70歳とわかったかというと

 ご本人が「わたし、いま70なんだけどね」と
 聞いていないのに教えてくれたから)

 

「あんなにスピードだして、こんなところでやられたんじゃ、
 危なくってしょうがないよ。
 ぶつかって、転んで骨折でもしたらどうするんだい。
 ね、あんた、市役所の人かい?」
 と話しかけてきました。

 

私は、市役所の人ではないので、「違います」と言ったのですが

それを聞いて、私は
「スケボーをやっている子どもがいる」
という事実は1つですが
それを褒める人(親)もいれば、批判する人(70歳の女性)もいるんだなぁと。
思ったわけです。

 

いま、2つの話をしています。

 

男は泣いてはいけない。
時間を大切にしなければならない。
というような、大人の価値観を子どものころに受け取っていないか。

 

もう1つは
「スケボーをしている」という1つの事実に対して
褒める人、批判する人がいる。
つまり、人の数だけ解釈がある。

 

 

いま、うちのトレーナー(社員)は、お店が臨時休店しているので
春休みの宿題をお願いしているのですが

 

そのうちの読書という宿題には
専門分野(トレーニングや身体、食事・栄養など)と
専門分野以外の本を読むようお願いしています。

 

専門分野以外の本のオススメ本には、児童書を入れました。
児童とは、6〜12歳までの小学生をさすので、
児童書とは、小学生向けの本ということですね。

 

「なぜ、児童書なんですか?」と質問があったので
回答すると、上記が答えです。

 

子どものころに受け取った大人の価値観がないかどうか。
そして、それに縛られていないかどうか。

 

また、人から批判されたときに
反省や振り返りはしても、落ち込む必要はない。

称賛されても、喜びすぎる必要はない。
ただ、落ち着いて受け取って、感謝していればいい。

 

 

児童書を読むと、主人公の気持ちが自分に移ってきて
当時の小さな自分を思い出します。

 

「あー、こんなこと感じてたなぁ」と

出てきた感情に気づく。

 

そして、いまその感情がもう不要なら、「さよなら」と言う。
すると、スルんと落ちて離れていく。

 

だってさ、男が泣いちゃいけないの?
いいじゃん、泣いたって。

 

あのお父さんは、泣いたことがないのかなぁ。
もしかしたら、感情を表現できないのかもね。

 

 

もしかしたら会社では管理職とかで偉い人なのかもしれないけどさー
感情を表現できない人に、人はついてこないよ。
だって、内面がわからないもん。

 

ということで、トレーナー(社員)の宿題のオススメ本には

児童書を入れました。

何か1冊でも、読んでみてはいかがでしょうか。

 

大人こそ、児童書を。

 

●パーソナルトレーニングジムBiP田町店
https://bip.gym.co.jp/shop#section-shoptamachi

 

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BiP

著者:薩田 有紀代

株式会社BiP 代表取締役。身体と、そして人生を変えていきましょう。