101 会社員・個人事業主・経営者の違い

私は、今の株式会社BiP(パーソナルトレーニングジムBiP)が
3社目ですが、
その前は、大手企業と中堅企業で会社員でした。
今もオーナーがいますから、雇われ社長でまぁ会社員なのですが
ほぼ全ての意思決定と実行を任せていただいているので、
雇われているという気持ちはありません。

オーナーの経営する会社から、人的サポート(経理など)を受けていますが
一般相場と同じくらいの費用をお支払いしているので、
外注しているのと変わりません。
なので、実質完全自立して経営させていただいている状況です。

会社員として2社勤めていたときには
いつか独立して、個人事業主(自営業)となることを
夢みておりましたが、収益が立たず、未来も描けず挫折。
そんな折、ひょんなことから今の会社(BiP)に入社しました。

会社員や個人事業主(中途ですが)、経営者といろいろ経験してきて
それぞれの良い点・大変な点を見てきました。

会社員の良いところは、
1番は安定していること。
仕事しようがしまいが、定期的に給与が銀行に振り込まれます。

会社全体の業績が上昇していれば、
昇給もするし、賞与も出ます。
ブランド(看板)のある会社なら、
そのブランドをまとうことにより、
大手企業さんが取引に応じてくれたり、
プライベートでは、クレジットカードやローンの審査も簡単に通ります。

仕事は、自ら発掘しなくても、
どんどん降ってくる(割り振られる)ので(営業は違いますが)、
苦手な仕事がありつつも、メンバーと協力しあってやっていれば問題なく、
個人の力量以上の大きな仕事や、経験ができます。

悪いところは、上司の命令や、会社のルールは絶対。
上司との関係がよっぽど良好か、上司の器が大きくないと、
下からの意見は受け入れてもらえないどころか
聞いてさえもくれません。
悩みや愚痴を言い合える同僚に恵まれるかどうかも、
会社員生活の満足度を左右する重要なポイントになります。

一方、個人事業主(自営業)はどうか。
私は、趣味で始めた太極拳で世界大会優勝するという経験があったので
太極拳で独立しようとしたり、
得意であった、定性調査のリサーチャー(インタビュアー)や
ワークショップなどのファシリテーターとして独立を模索するなど
いろいろやってみました。

実際、スポーツのインストラクターや、フリーのリサーチャーなどは
世の中にたくさんいるので、
上手くやれば、独立も手に届かない夢ではなかったと思います。

生活に余裕があるなら、嫌な仕事は断ればいいし、
好きな人からだけの仕事を受けて、
ストレスフリーで、自分のペースで仕事ができるでしょう。

自分でどんどん仕事をとってくる、
お客様がどんどんやってくる、という力量があれば
自分次第でなんとでもなるのが、個人事業主です。

そして、最も違うのは、経営者。
個人事業主であれば、自分ひとりの心配だけしていればいいわけですが
経営者となるとそうはいきません。

社員を雇用するということは
給与を保証し、働く場を提供し、現場に出向いて社員と交流し、
お客さんと会う。
自社サービス・商品の改善継続の努力。
というような日々のひとつひとつの積み重ねによって、雇用が実現するものです。

いいところは、やりがいがある。
大変なところは、責任が重大である。

会社員でも、個人事業主(自営業)でも、経営者でも
メリット・デメリットはあります。

いずれにせよ、
会社員に向く人と、個人事業主(自営業)に向く人、経営者に向く人は
性格が違うように思います。

いま、経営者として在らせていただくなかで
大切にしているのは
「違和感を見逃さない」ということ。

日々いろいろインプットし、人と会い、いろんな現場を見、経験するなかで
自分のアンテナというか、センサーが磨かれてきたように思います。

特に「違和感」。

あれ?ん?と思ったら、その感覚を忘れないでおく。
2度・3度あったら、スルーせずきっちり向き合う。

そして、必要があれば
該当者に伝える・伝えられる伝達能力。

理解されない、誤解されるという
自身と他人との間のギャップを、そのまま受け入れる度量。

違和感と常に向き合うだけのメンタルパワー。
胆力。
そして、それを愛をもって見守るという気概と、
全ては良き方向へ向かっているという信念がベースとなる
「諦めない」という根性。


それらをひっくるめて、違和感を見逃さない。
目の前のことから目を逸らさない。

というようなことが、最近の個人的なテーマというか
最近よく私にやってくる事象です。

そうやって過ごしていると、
実は世の中は非常にシンプルで、簡単なんだ、と見えるようになってきました。