089 「躾け」心が美しいと身も美しい

先日、テレビで見かけた
日本のファッションデザイナー
山本耀司(やまもとようじ)さんの言葉。

「躾とは、身が美しいと書く」

しつけ糸も躾(しつけ)からきているのだとか。

昔、勤めていた会社では、工場で5Sが盛んに言い習わされていた。

ごえす。ごえす。
みんなよく口にしていた。

整理・整頓・清掃・清潔・躾。
この頭文字をとって5S。

整理と整頓の違いをご存知でしょうか。

整理とは
要るもの、要らないものにわけ、
要らないものを捨てること。

整頓とは
必要なものをいつでも取り出せるようにすること。

順番は、まず整理。
それから整頓する。

5Sのうち、整理・整頓・清掃・清潔は、似ているし、関連し合っている。

だけど、ここに「躾」が入ってくるというのが
当時、面白いなーと思っていた。

整理・整頓・清掃・清潔は、1回やればいいというものじゃない。
続けることに意味がある。
常に、整理・整頓され、清掃されて清潔な状態であること。

それは習慣。
習慣にするためには、ある程度の強制力を持って躾ていく必要がある。

職場で1人だけで、整理・整頓し、清掃して、清潔な状態を維持しようとすることはできない。
職場のみんなでやらなければならない。

だから、躾は、習慣。

「躾とは、身が美しいと書く」

それは身体だけではない。

心のあり方が、身に表れる。

躾とは、結果として身が美しくなる心がけ。

身とは
身体つき、所作、佇まい。
顔や身体全体の表情。

身だしなみとは、身のたしなみ。
心の習慣が表れるもの。
心の躾の結果。

部屋の状態や、身体に表れたものをみると
その人の躾がどんな具合かわかってしまう。

このブログも、自身への躾の意味もあって毎週書いている。

先日「800字書かれたものを読めばその人となりが分かる」と、ある方から聞いた。
600字でも、1,200字でもなく、800字。

800字より多いと、冗長な感じを受ける。
600字だと、なんとなく物足りない。

トレーニングで身体を、そして心を躾ける。

まず身体を躾ける。
すると、心も躾けられる。

心が美しいと身も美しい。